こんにちは。
私は、離婚後
子供を守るために在宅ワークを選び、
海外に飛び出した きあらです。
離婚の理由を、娘には 絶対に知られたくない。
余計な情報から娘を守るために、日本を離れる決断をしました。
ブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございます。
このブログは、
「子供を守りながら、
自分の人生を切り開くための
在宅ワーク&海外移住のロードマップ」です。
今回は、「一人で子供を育てて生きていく」と決めてから、
在宅ワークに切り替えるまでの紆余曲折な道のりを辿りましたので、
それをお伝えします。
一見失敗に見えますが、そこからの学びが、人生の教訓としてあります。
ぜひ、読んでください。
生活を立て直すために、まずやったこと
一人になった瞬間、
「今後の生活をどうする?子供いるのに!」 という問題に直面しました。
しかし、当時 離婚が成立していなかった ため、ひとり親手当はゼロ
「まずは安定した収入を…!」 と思っても、
相手が 常識の通用しないタイプ だったため、
フルタイム勤務はリスクが高く、
娘と離れている間に 何をされるか分からない という不安がありました。
そこで、もともと趣味レベルで、講師資格をもっていたので、
お気楽に開催していたアロマヨガのクラスを本格的に拡大し、
それだけでは生活が厳しいため、近所でパートを始めることにしました。
週末は アロマヨガ講師 としてヨガを教える
平日は パート勤務 をする
こうして 週7掛け持ち生活 をスタート
当時は 「オンラインで仕事をする」 という発想すらなく
ただひたすら、目の前の生活を成り立たせることに必死でした。
ゼロからの手探り。お金ないのに課金ばかり続く
まずは、アロマヨガのクラス、
公民館でヨガクラスを始めるにあたり、
まず ホームページ を作ることにしました。
さすがに自分では制作はできないため、知り合いに友達価格で依頼しました。
「稼がないといけないんです」 という悲壮感が出ないように
綺麗な写真を選び、 ヨガの優しい世界観 づくりは気分転換そのもの。
一方、平日のパートでは、
指導してくれるのが、全員年下ばかりでした。
育児をしている間に、いつのまに、
気づけば自分が「おばさん」と言われる世代になっていて、
愕然としました。
しかし、日々の生活の方が辛かったため、
年下に指導されようが、
失敗して謝ろうが、何も怖くありません。
変な「プライドは本当に邪魔」 ということを痛感し、
考え方を変えれば、 大変なこともそこまで辛くないと思えるようになりました。
とにかく、若い子たちに囲まれながら、
老害にならないように必死に頑張り数年続けました。
だって、、、
パートは、
出勤すればお金がもらえる。
いる分だけお金がもらえる。
自分で集客しなくてもいい。
雇われるって、なんて 心が楽なんだろう。
なにより、 いろいろな人と接することで、
裏で燻っている夫との終わりが見えない攻防戦を忘れられました。
これまたいい気分転換になりました。
とは言ってもパートの収入だけでは生活ができませんでした。
やはり、ヨガの方でもがんばらないと!なりました。
パートの仕事は
生活を支えるだけでなく
無駄なプライドを捨てる機会にもなり気分転換に最適
でも、収入は足りませんでした。
Canvaを初めて触る。「作る」ことの楽しさに気づく
ヨガの集客のために Canva を開いて チラシ作りに挑戦しました。
デザインスキルゼロ、ド素人だったものの、「作る」 という作業が楽しかったのです。
どうすれば見やすいチラシになるか?
どんな言葉が響くか?
どうしたら人が集まるか?
素人ながらこんなこと考えながら作業をするのがワクワクしました。
おかげ様で、生徒さんも口コミで増えていき、
個人のヨガ教室ながら、郊外ということもありましたが、
大手ホットヨガスタジオを抑えて エリアランキング1位 になったこともありました。
それでも、パートとヨガを掛け持ちしても、
ひとり親手当がない中での生活は体力と共に ギリギリ でした。
これじゃ、私がぶっ倒れる。
「もっと安定した収入が必要だ」 と感じ始めました。
Canvaでチラシ作りをしているうちに、
「作ること」 が好きな自分に気づきました。
コロナで仕事が一気にゼロに
「これから少しずつ増やしていこう」と思っていた矢先、
コロナで公民館が閉鎖 しました。
ヨガクラスは オンラインへ移行 しましたが、
アロマヨガは香りが大事 なので、
オンラインでは魅力が伝わらず、生徒がどんどん減っていきました。
そこで オンラインでも収益化できる道 を模索し始めました。
コロナでヨガの仕事が激減。
在宅ワークの道を探し始めました。
「ヨガ講座を作って売る」という新しい挑戦
そんなとき、 「ビジネスコース」 の話が舞い込んできました。
「ここで何か作らなければ!」 と焦り、
この極貧状態で、貯金を使っていいのかと悩みましたが、
「元は取れる!」という言われた言葉を信じ、
思い切って課金しました。
このビジネスコースでは 「無形の高額講座を作って販売する」 ことが目的でした。
私はアロマヨガしかできなかったので、 アロマヨガ講座を作りたかった のですが、
「そんなありきたりな講座は光らない」と言われ、
オンラインで海外のヨガ講師を招き、
日本で初めてとなる種類の指導者養成講座を育てるプロジェクトを立ち上げました。
半年かけて講座を作り、運営した結果…
数百万円の売上を達成!
…しかし、実際には、通訳への支払いなど引いて、 利益はほぼゼロ でした。
その上、海外の講師との価値観の違いや、
ビジネスのやり方のズレが響き、
むしろ百万単位の借金が残る結果になってしまいました。
ビジネスコースに課金し、
高額講座を作るも、
利益はゼロ。借金をつっくってしまうという
「私はビジネスの才能がない」と痛感。でも…
講座は作ったものの、
私は 経営やマーケティングの感覚がゼロ中のゼロ。
数字を見て分析するのが苦手
セールスが下手
そもそも利益を残す発想がなかった
結果として、
「やっぱり、私にはビジネスは向いていない…」
と思い知らされることになりました。
でも、この講座を通じて 2つの大きな気づき を得ました。
それは 今の人生の軸になっている大切な考え方 です。
「お金を稼ぐこと」より大切なことに気づいた
このビジネスコースに参加したとき、私の目標はただひとつ。
「お金を稼がないといけない!」
そう思っていました。
でも、本当に大事なのは 「何のために稼ぐのか?」 という視点でした。
私はいつの間にか、 「お金を稼ぐこと自体が目的」 になってしまっていました。
でも、よく考えたら、
私が望んでいたのは 「娘を守り、幸せに暮らすこと」 でした。
稼ぐことは 目的ではなく手段。
そして、その手段は あとからいくらでも変えられる ということに気づきました。
これに気づいた瞬間、ふっと 「稼がなきゃ」 という焦り から解放されました。
それまで、がむしゃらに 「これしかない」 と思い込んでいたものが、
実は選択肢が無限にあると分かったんです。
わかった瞬間、自分から放出されるエネルギーが
ポジティブなものに切り替わったのがわかりました。
この考え方は、その後の人生で 何度も私を助けてくれました。
「講座を作ること」がこんなに楽しいなんて!
運営、経営こそ惨敗しましたが、
もうひとつ気づいたのは、
「自分でコンテンツを作ることが、めちゃくちゃ楽しい」 ということでした。
私はこの講座を通じて、初めて 「裏方の仕事」 に没頭しました。
・講座のコンテンツを作る
・動画編集をする
・資料を作る
これらの作業をしているとき、 時間を忘れて没頭 していました。
売上こそでませんでしたが、
この経験を通じて ヨガの先生として生徒さんの前に立つよりも、
「あれ…? もしかして、私はバックオフィス的な仕事が好きなのかも?」 と思ったのです。
私はビジネスをゼロから立ち上げるのは向いていない。
でも、前に立っている人のアイデアを形にする仕事ならできるかもしれない。
この気づきが、今の働き方へとつながっていきました。
「稼がなきゃ」という呪縛からの解放
「講座を作る」「コンテンツを作る」ことが楽しい!
これが、今の仕事につながる大きなきっかけになった。
まとめ

最初に試した仕事〜迷走〜
・近所の パート勤務 & ヨガ講師 で週7フル稼働
・チラシ作りをきっかけにデザインに興味を持つ
・コロナでヨガ講師業が打撃を受け、オンラインでの収益化を模索
初めてのオンライン講座での挑戦〜大迷走〜
・ヨガのオンライン講座で数百万円の売上を達成!
でも 利益はゼロ & 借金だけが増える
・ビジネスが苦手 だと痛感(利益の出し方が分からない)
・でも 「講座を作る」「裏方の仕事」に楽しさを感じた
この経験が今の働き方につながる大きな転機に!
・「お金を稼ぐこと」よりも 「娘を守ること」が本当の目的 だと気づく
・方法はいくらでもあり、あとから変えられる! と視点が変わり、
気持ちがラクになる
・クリエイティブな作業に没頭する楽しさを知る → 在宅ワークの道へ