在宅ワーク

「在宅ワーク」と「フリーランス」?働き方の違いと私のリアルな体験

こんにちは、きあらです。

離婚をきっかけに、
娘と人生を立て直すべく選んだのが「在宅ワーク」。

それから数年、
現在はフリーランスとして、
海外で暮らしながら在宅ワークだけで生活をしています。

今日は、よく聞かれる
「フリーランスって何?」「在宅ワークはフリーランスなの?」
「シングルでフリーランスでやっていけるの?」という疑問にお答えしつつ、
私のリアルな体験も交えてお話ししたいと思います。

フリーランスとは?

フリーランスとは、
会社や団体に属さず、個人でクライアントから仕事を請け負って働く人のこと。

会社と雇用契約を結ぶのではなく
「業務委託契約」で仕事を受けるのが特徴です。
時間や場所にとらわれず、成果に対して報酬が発生するスタイルです。

作業する時間も時間帯も場所も自由。
その代わり、
会社であれば、総務部がやってくれる、
保険のこと、税金のことも全て自分でやらなければなりません。

フリーランスとは:
・クライアントと1件ずつ契約する
・ 勤務時間や場所が自由
・ 報酬は成果ベース(時給ではない場合も多い)
・ 税金や保険は自分で手続き

在宅ワーク=フリーランスではない?

よく混乱されるのが、
在宅ワークといえども、それが全てフリーランスとは限りません。

例えば、企業に雇用されていて在宅勤務をしている人もいます。
そうなると、「会社員(雇用)」となります。

一方で、クラウドソーシングなどで自分で仕事を受注している場合は
「フリーランス」と言えます。

【比較】

項目 フリーランス 在宅勤務の会社員
契約形態 業務委託 雇用契約
収入形態 成果報酬 給与
時間管理 自分で管理 会社の指示
福利厚生 なし(自分で加入) 会社が対応
納税 自分で確定申告 会社が手続き

私のケース:リアルな在宅フリーランス生活

私は現在、複数のクライアントと契約しながら
SNS運用やコンテンツ制作、
講座構築サポートなどをフリーランスとして請け負って仕事をしています。

ひとりで娘を育てながら、どこにいても仕事ができる自由さは本当にありがたいものです。
でも、その自由の裏には、**「すべて自分で管理する責任」**があるのも事実。

会社に雇われて、毎月固定給をもらえるような安心感はありません。
それでも、私にとっては

・子どもの時間にあわせて働けること
・子どもに我慢をさせないこと
・子どもに寂しい思いをさせないこと

この“子どもの安心感”のほうが、自分の安心感よりも何より大切でした。

だから私は、あえてフリーランスという道を選びました。

「フリーランスって、お金のことが大変じゃない?」

確かに、フリーランスとしてく以上、

開業届を出して個人事業主となり、確定申告も自分で行う必要があります。

私も例外ではなく、
毎年日本の税法に従って納税しています。

なぜなら、私は現在海外に住んでいますが、

・住民票は日本に残していること
・クライアントのほとんどが日本国内であること

この2つの理由から、日本に納税するのが適切だと判断しています。

もちろん、
行政によっては
「海外に住んでいるなら住民票を抜いてください」という考え方もあります。

でも私のケースでは、
シングルマザーとして子どもの福祉(安全と安心)を第一に考えたとき
住民票を日本に置いておくほうが望ましいと考え、

実際に、行政の方に相談し、

理解をいただいたうえで現在の形をとらせていただいています

こうしたやり取りも、在宅ワーカーとしての大切なマナーだと思っています。

「海外にいるから日本の制度とは無関係」ということではなく、
「どこにいても、責任をもって働く」という意識が、
フリーランスには求められるのだと思います。


フリーランスを選んで本当によかったこと

海外に来た当初、現地の会社に就職するという選択肢もありました。
ですが、私は 娘と過ごす時間を何よりも優先したい と思い、
フリーランスという働き方を選びました。

特に今の国では、学校の送迎が必須です。
朝は7時前に家を出て、下校は14時半〜15時半。
この登下校の時間を、娘との大切なコミュニケーションの場にしたかった私は、
送迎は必ず自分で行うようにしています。

他のシングルマザーの方で、現地の会社に就職し、
送迎を親に頼んでいるケースもありますが、

「一緒に過ごす時間を大切にしたい」という思いを、
私はフリーランスだからこそ叶えられている
と感じます。

また、フリーランスならではのメリットとしては、次のようなことがあります:

  • 仕事内容を自分で選べる
    「シングルマザーなのに仕事を選ぶなんて贅沢」と思われるかもしれませんが、
    負担を感じる仕事は続きませんし、
    自分のエネルギーを守るためにも、
    無理をしない選択が大切です。

  • 人間関係のストレスが少ない
    上司や同僚との距離感に悩むこともなく、
    無理に親睦を深める必要もありません。
    私自身、お酒の席が苦手だったので、
    懇親会や飲み会がない今の働き方は、本当に快適です。

  • 働く時間・場所の自由
    娘の体調や学校行事にも柔軟に対応できます。
    フリーランスだからこそ、家族の時間を大切にしながら、自分のペースで働くことができています。

フリーランスは「仕事」だけでなく「暮らし方」も自分で選べる働き方
だから私は、この働き方を選んでよかったと心から思っています。

フリーランスという選択肢は、武器になる

フリーランスという働き方は、
スキルさえあれば場所に縛られずに自由に働ける、すごく魅力的な働き方です。

でも、実際に始めてみると最初は不安でいっぱい。
ただ、実際にやってみて気づいたことがあります。

「スキルがあるかどうか」よりも、
「自分はやれる」と信じることが一番大事!

特にフリーランスは、自分で決めて、自分で進んでいかないといけないから、
“私はやれる”という気持ちがないと、
道に迷った時に立ち止まってしまいます。

スキルをつけて柔軟に働ける、という武器が何よりも強みになります!

おわりに:在宅ワークをフリーランスとして続けるなら

フリーランスとしての働き方は、
決して楽ではないですが、
「自分の力で生きている」という実感が得られます。

特に、子どもがいるシングルマザーにとっては、
働く時間や場所を自分で選べるフリーランスは心強い味方。

私自身、はじめは失敗の連続でしたが、
今は毎月の収入も安定し、「やってよかった」と思えています。

もし、もっと、仕事を理由に子供との時間が薄くなって、
そこに罪悪感を感じているようでしたら、
ぜひ、フリーランスという働き方も視野にいれてみてください!

このブログが、子どもとの時間や、働き方を見つめ直すきっかけになれば嬉しいです。

私もまだまだ海外移住を続けるために、
フリーランスとしての仕事、走り続けないといけません。

一緒にがんばりましょう!