こんにちは、きあらです。
私は、離婚をきっかけに、
娘と人生を立て直すべく「在宅ワーク」という働き方を選び、
現在はフリーランスとして暮らしています。
このページにたどり着いたあなたも、
もしかしたら今こんなふうに思っていませんか?
「もっと子どもと一緒にいたい」
「でも生活費も必要。パートだけじゃ足りない」
「かといって、正社員でフルタイムも現実的じゃない…」
私も、まさにそんな葛藤の中にいました。
この記事では、そんな私が在宅フリーランスとして一歩を踏み出す前に整えた
「考え方=マインドセット」についてお話しします。
「子どものそばで働きたい」
その想いを大切にしながら、ブレずに進んでいくために——
これから在宅ワークを本格的に始めたい方、
今の働き方に迷いやモヤモヤを感じている方の
ヒントになればと願っています。
「子供との時間がとれない」
私は、娘が5歳のときにシングルマザーになり、
パートと在宅ワークを掛け持ちしながら生活をつないでいましたが、
気づけば 「貧乏暇なし」
働けば働くほど、子どもと向き合う時間がどんどん減っていき、
いつまでも余裕がない、
フルタイムで働けば収入は増えるけれど、
子どもとの時間は減ってしまう。
パートなら時間は融通が利くけれど、
収入は足りない。
どちらを選んでも、どこかに「無理」が出る ——
これが、私たちシングルマザーのリアルではないでしょうか。
「もっと子どものそばにいたい」
どんどんその気持ちが強くなっていくのも
当然の流れですよね。
「子どものそばで働きたい」と思うのは、甘い?
でも、そうすると、
必ず、「社会の常識」という壁がやってきます。
① フリーランスなんて収入が不安定すぎる
② シングルマザーなんだから安定した仕事に就いた方がいいよ
③ 子どもがいるなら正社員じゃないと無理でしょ
④みんな苦労してるんだから、あなたも努力しないと…
⑤シングルマザーなんだから、子供が寂しい思いをするのは仕方ないでしょ・・ …
でも、この社会の常識は、
決して子供の幸せにつながっているとは限りません。
大人の事情で離婚したのは私です。
だから、私自身が苦労するのは受け入れます。
でも、だからといって、
子どもが寂しい思いや
愛情不足を感じるような生活を送るのは違うと思います。
せめて、安心できる毎日と、
「ちゃんと愛されてる」という実感を届けたいのです。
それが、母としての意地でもあり、子供の幸せと考えています。
むしろ、すべての原動力となる!
特に、子どもが幼い間は、
一緒に過ごす時間が少ないと、
子どもが愛情不足にならないか心配になります。
この心配は、母親としての役割や責任というよりも、
これはもう本能に近い気持ちなのかもしれません。
そして、その想いは、
働き方の選択を支える原動力にもなり得るものです。
働き方は、目標を叶えるための手段にすぎない
シングルマザーが「子どものそばにいたい」——を叶えるために、
何が必要なのか…
それは、
「ブレない軸」をつくることです。
自分が社会の常識と逆行した道に進もうとすると、
家族など周囲から、不安の声にさらされ、心が揺れてしまいます。
だからこそ、自分の中にブレない土台が必要です。
私の場合、
自分の棚卸しをして、
譲れない価値観、信念を明確にして、
ブレない軸というのを言語化しました。
やり方はとってもシンプルな思考の整理なので、
ご紹介します。
まず、
① なぜ在宅フリーランスを選びたいのか?
このブログをご覧になっている方はほとんど、
→ 「子どものそばにいたいから」
でしょうね。
では次に、
② なぜ、それがそんなに大事なのか?
→私の場合は、
不妊治療の末に授かったたった一人の娘 一人っ子の成長を見たい、
寂しい思いをさせたくない、
小さいうちは温もりで愛情を伝えたい
というのが理由です。
では、
③ それを叶えてどうしたいのか?
私は、
→ 娘と豊かな人生を送って、五感に響く思い出を娘に遺したい…
つまり?具体的にどういうこと?
→私にとって豊かとは?
「思い出」や「味」を共有する。
これは私の原体験から来るもので、私の価値観なので、
人それぞれ、何をしたいかは、色々あると思います。
このように、自分の「目的・理由・未来」を書き出しておくと、
それが、迷ったときに立ち返れる“軸”になります。
そして気づくのです。
この軸を持ったことで、
「フリーランスとして在宅ワークをする」という選択は、
単なる「働き方」ではなく、
「自分の人生の目的を叶えるための手段」にしかすぎないということ。
「どう生きていきたいか」を決めて、「どう働くか」はあとから調整すればいい。
その柔軟な考え方こそが、
在宅フリーランスでやっていくための第一歩です。
そう考えるようになってから、私の中で道がスッと明確になりました。
軸が決まったら、意識を向けるのは「未来」だけ
ブレない軸が決まったら、意識を向けるべきは
「これから先、自分がどう生きたいか」だけです。
離婚のゴタゴタや元夫に対する怒り、
シングルマザーへの社会の風当たり、
周囲の心ない言葉…
エネルギーを消耗するようなことに振り回されるのは、
もう終わりにしましょう。
私自身も、復讐心や怒りに支配されそうになった時期がありました。
今も尚、シングルマザーに対する偏見に落ち込むこともあります。
でも、どんなに怒りを燃やしても、
その時間は未来を少しも豊かにしてくれません。
エネルギーは「未来のため」に使うと決めたんです。
自分は「子どもとの明るい未来」だけを見つめる。
顎をあげて、胸を張って、娘の手を握りしめて、
前を向いて歩いていけば、ちゃんと未来は開けてきます。
「子どものそばで働く」という選択に、自信をもって
今や、日本では4組に1組が離婚する時代。
シングルマザーという言葉も、決して珍しくはないですが、
いまだに偏見の目で見られたり、
勝手なイメージを押しつけられることも少なくありません。
だけど—— 誰も「好きで」シングルマザーを選んだわけじゃない。
事情があって、子どもとの未来を考え抜いた末にたどり着いた「選択」なのです。
私自身も、離婚してから6年が経ちました。
決して順風満帆だったわけではなく、経済的に苦しい時期もあります。
それでも、子どもが「寂しい」と思わせるような生活にはしたくないという想いだけは、
今でも変わりません。
私がその気持ちを持ち続けられたのは、
「在宅フリーランス」という働き方をしているから….
というのはもちろんですが、
でも、それ以前に、
「自分の軸」をきちんと持ち続けて、
明るい未来にだけ意識を向けたから!
「なぜこの働き方を選んだのか?」
「何のために働いているのか?」
迷ったときや、心がブレそうになったときは、
その「目標」を自分に何度もリマインドしてきました。
スキルも大切だけれど、その考え方を続けてきたからこそ、
在宅フリーランスという働き方が、
私の望む暮らしを叶えてくれる手段になっていったのだと思います。
それができたとき、きっとあなたにも“この道でいい”と思える日が来るはずです。
おわりに
子どもとの時間を守りたい——
その想いから始まった私の働き方。
それは、誰かの基準では測れない、
母としての意志ある選択です。
今、
もしあなたが「子どものそばで働きたいけど、やっていけるのかな」と悩んでいるのなら—
大丈夫、その選択に自信をもってください。
目的と理由と未来がくっきりしていたら、絶対に道は開けます!
私の経験が、ほんの少しでもあなたの背中を押せたら嬉しいです。
一緒に、がんばっていきましょうね。
📝次回の記事では、実際に「考え方を変えてからどうやって在宅フリーランスに振り切ったのか」——スキルの身につけ方や環境づくりについて、より具体的にお話ししますね。