未分類

パートから在宅フリーランスにシフトするために私がやったこと|スキル・環境・仲間の話

こんにちは、きあらです。

離婚をきっかけに、
娘と人生を立て直すべく「在宅ワーク」という働き方を選び、
現在はフリーランスとして、海外で暮らしています。

前回の記事では、
「子どものそばにいたい」という気持ちから
在宅フリーランスを選んだ理由
そしてそのために整えたマインドセットについてお話ししました。

今回はその続きとして、
実際にどうやって「在宅ワーク一本」に切り替えていったのか
具体的にやったことや環境の整え方について、
リアルなプロセスをお伝えします。

この記事が、子どものそばにいたいと思っているシングルマザーが、
働き方を見直すきっかけとなれば嬉しいです。


いきなり振り切らない。「移行期」をつくるのが最初の一歩

いきなりパートを辞めてフリーランスに——
なんて、私にはとても無理でした。

だからこそ、まずは移行期をつくることにしました。

パートを続けながら、空いた時間で在宅ワークを始める——
この段階を経ることで、
気持ち的にも、
収入的にも無理なく移行できました。

そして、気軽にできる仕事からトライ。

・夜や早朝にクラウドワークスで小さな案件を探す
・知人のSNS投稿を手伝ってみる
・文章のリライトやデータ入力など

この段階では「これで食べていけるか?」よりも、
まず動くこと。やってみること。
これが、すべての始まりでした。


最初は、「スキル」より「柔軟さ」で勝負した

当時の私は、たいしたスキルも実績もありませんでした。
でも、1つだけ強みがあったとすれば——
「なんでもやります」という覚悟でした。

・忙しい人のために、必要な情報を代わりに調べる
・引っ越しを控えた友人に代わって、行政手続きに必要な手続きを一覧にしてみる
・代わりに本を読んで、要点だけをまとめてあげる
・SNSの投稿文を考える、メールの文面を整える、PDFをつくる…

とにかく、頼まれたことは全部やってみました。

「家にいられるなら、何でもやります!」と
本気で思っていたので、何でもしました。

大きな案件でなくていい。
「ありがとう、助かった」の一言が、
次第にお金へとつながり、
自分の自信と次の仕事につながっていきました。

小さな仕事を通して、できることが見えてくる

とにかくいろんなことをやる中で、
だんだんと「自分が得意なこと」「好きな作業」が見えてきました。

たとえば、

整理して伝えるのが得意 → 書く仕事
美しくまとめるのが得意 → Canvaやデザイン
相手の言いたいことを汲み取るのが得意 → SNS運用

自分が使えるようになったツールや相手に喜ばれた経験が、
そのまま実績と自信になり、次の仕事を呼んでくれました。


学びながら、同時に仕事を受けて、受けながら学ぶ。これが最短ルート

Canvaや動画編集の使い方に関しては、
まずは、自分で作ってみるところからスタートしました。

娘への誕生日カードを作成したり、
迷子犬のチラシを作ったり、
とプライベート用に使うところから始まり、
わからないところは、
YouTubeやInstagramで無料のチュートリアルを見たりしていました。

少し使えるようになったら、小さな仕事に応募してみる。

「全部学び終わってから仕事を始めよう」としていたら、
いつまでも始められないので、

学びながら受けて、受けながら学ぶ、
このようなスタンスでいました。

知り合いのお手伝いをする時は、
「経験はないですがやらせてください」
と正直に言ってお仕事もらっていました

このスタイルが、最も現実的で、実践につながると実感しています。

「もう、いけるかも」と思えた時が、決断のタイミング

小さなお仕事を積みかさねていくうちに、
この調子で続ければ大丈夫!と思えた時が、
自分の中での「覚悟のタイミング」です。

私の場合、
ある程度、金額を決めていました。
その金額を達成するまで待つのではなく、
その金額になりそうな目処がたったタイミングで、
パートを辞めました。

まだ月に安定して稼げていたわけではありません。
それでも、一種の外堀から自分を追い込んだというのがありました。

準備が完璧に整う日は来ません。

でも、「自分でやっていけるかもしれない」と本気で思えた瞬間、
あの時に動いて正解だったと信じています。


在宅ワークは「孤独との戦い」でもある。だから仲間が必要

もうひとつ、忘れてはいけないのが「環境を整えること」

家で一人で作業する在宅ワークは、想像以上に孤独です
そして、不安や焦りが大きくなったとき、一人ではなかなか立て直せません。

そんな私が心から支えられているのが、
同業者とのつながりであったり、
「リモラボ」というオンラインコミュニティです。

ここには、同じように在宅で自立を目指している仲間がいて、
同じ視座で語り合えるから、遠慮せずに本音で相談し合えます。

私は、以下の理由でリモラボの存在に感謝しています。

・契約のことや、コンプライアンスのことなどで、1人で解決するのが難しいことも、気軽に相談できる窓口もあること。

・キャリア形成につまずいた時もアドバイスをもらうことができること

・がんばってる仲間の姿に刺激を受ける

・最新情報を常にアップデートしてくれる。
・スキル向上の機会が数え切れないほどあること。

在宅ワークを継続していくには、こうした安心して話せる「場」や「人間関係」、
そして、知識をアップデートできる場が本当に大切だと感じています。

最後に|大切なのは、かっこよく始めることじゃない

最初は、なんでもやりました。
便利屋みたいに、なんでも引き受けてました。

でもその経験があったからこそ、
自分が向いていること・仕事として続けられることが見えてきました。

今、あなたが「スキルにまだ自信がない」「何もできない」と思っていても大丈夫。

「何でもやってみる」覚悟があれば、
パートからの移行期をつくって
ある程度の目処がたった時点で在宅に振り切る!

それでなくても、
これまでたくさんの我慢と選択をしてきた
シングルマザーのあなた、

その覚悟と勇気があれば、
在宅フリーランスへの道はちゃんと拓けます。

これからも一緒にがんばりましょう!



📌

「在宅ワークを続ける上での習慣づくり」や「時間管理のコツ」についても書いてみたいと思います。
「どうやって在宅で集中して仕事をこなしているの?」そんな声にも、お応えしていきますね。