こんにちは、きあらです。
離婚をきっかけに娘と人生を立て直すべく
「在宅ワーク」を選び、母子でマレーシアに移住して3年目。
この国での暮らしが、私は正直…「好きすぎる」と感じています。
「災害が少ない」「人が優しい」「物価が安い」──
マレーシアが移住先として人気の理由は、ネットでもたくさん見つかります。
母として、
ひとりの人間として、
私にとって「ちょうどいい」がいっぱい詰まっているこの国。
今回は、そんなマレーシアの「好きすぎる理由」を、ママ目線で15個まとめました。
子育て中の方や、これから海外移住を考えている方の参考になればうれしいです。
好きすぎる理由15選
1. お母さんを応援してくれる空気がある
マレーシアに来て、いちばん心が救われたのは、
「母親であること」がここでは「孤独な戦い」じゃないということ。
たとえば、子どものおでこに絆創膏を貼って歩いているだけで、
通りすがりの知らない大人が「どうしたの?大丈夫?」と優しく声をかけてくれる。
バスに乗れば、子供のために、さっと席を譲ってくれる。
私の姿を見て、誰かがさっと手伝ってくれる。
「子どもが小さいって、大変だよね」って、
みんながわかってくれているような空気が、社会に流れている。
日本では、「迷惑かけちゃダメ」「静かにさせなきゃ」と、
いつも周囲の目を気にして緊張していたけれど、
マレーシアでは、子どもが少しくらい騒いでも
「子どもだから仕方ないよ」と受け入れてくれる雰囲気がある。
「母親」というだけで、みんなが少しだけ味方になってくれる。
そんな場所に身を置けていることが、私にとって何よりの安心です。
2. 微笑み文化が心にしみる
目が合えばニッコリ。
ただ道を歩いていて、すれ違う時、
後ろから、抜かれる時、
目があったら、ニコッと、口角をあげてくる。
男女問わずです。
よく娘に知り合い?と聞かれます。
見知らぬ人とも穏やかにつながれるこの空気が、
精神的な安心を与えてくれる。
3. 野良猫にやさしい=人にやさしい
道端で見かける野良猫に、水をあげたり、置き餌している人の姿をよく見ます。
外で食べているところに、猫が来ようが、
追い払う人を今まで見かけたことがないです。
むしろ、バイクを止めてまで、
歩道にいる猫にフードをあげている人もいました。
カバンの中に常備しているのでしょうか。
私は、野良猫への優しさは、その国の人柄を映す鏡だと思っていて──
マレーシアは、そんな場面によく出会える国です。
4. 異文化が当たり前に混ざってる
マレー、中華、インドを筆頭に、アラブ、韓国、ロシア、ヨーロッパ系…
いろんな人がいて、いろんな宗教がある。
それが「普通」だから、子どもたちも違いに寛容になっていきます。
時期がくれば、断食をするクラスメイトもいるわけで、
違いに寛容になり、そして、尊重するようになります。
親としてありがたい環境です。
5. YES/NOをはっきり言えるようになる
多国籍な学校で、自分の意見を持つこと、主張することが自然になる。
日本では学びにくい「違いを尊重する力」が育っていくのを感じています。
6. 学校の忘れ物はそんなに大きい問題ではない
学校に忘れものをしても、貸し借りがフラットにできる。
日本の小学校で忘れ物をした時、
そして、それが連続したとき、
保護者の私は呼び出されました。
そして、『恥をかくのは子供だから保護者がきちんと管理をするように』と言われました。
それからというもの、
母子でプレッシャーを感じていたのですが、
忘れ物をする──
それは大した問題ではない、
それより、授業の内容が大切、
皆で協力して貸してあげて──
そんな気負わない環境で、娘はのびのびと学習をしています。
7. でも、貸したものは返ってこない(笑)
だからこそ「自分のものを管理する力」が身につく。
返ってこなくて本当に困るものであれば、
学校に持って行かないこと、
貸さないこと、
と自分で学んでいきます。
失くなって騒ぐ前に、自分で予防する力も大切ですよね。
生きる力、ってこういうこと。
8. 洗濯物がパリッと乾く
常夏の気候だから、洗濯物は外に干せば1時間でカラッと乾く。
乾燥機いらず、香りの強い柔軟剤も必要ない、
部屋干し臭とは無縁の暮らし。
助かります。
9. 家事の外注が手軽すぎる
家のクリーニングは1時間800円くらいで、
さくっと綺麗にしてもらえる。
メンバー登録も不要で、
お願いしたいときに「来てくれる?」でOK。
「頑張らない暮らし」が当たり前にできる。
10. 母のメンテナンスも気軽に
マッサージ、ネイル、ヨガ、美容院…
日本の1/2〜1/3の価格で、質の高いサービスをすぐ受けられる。
美容院だけは、やはり色々試しましたが、
私の場合白髪などの悩みがありますので、
日系の美容室でそれなりの料金です。
でも、
メンテナンス関係は、すぐに予約がとれるので、
予定も立てやすく、過ごしやすい。
11. Grab移動が快適すぎる
雨の日でも、ドアtoドアでぬれずに移動可能。
子どもとのお出かけが本当にラクになる。
足元が濡れたり、靴が濡れたり、
濡れた傘を持ち歩いて、衣類が濡れたり、
という不便さが全くないです。
12. 季節に振り回されない
一年中夏だから、衣替えが必要ない。
冬服もなし。
季節の変わり目で体調が崩れる悩みもない、
着るものに悩む季節もないだけ、
脳内の考えないといけない負担がごっそり消える。
13. 食の選択肢が豊か
マレー、中華、インド、日本食、アラブ系など…
子どもと一緒にいろんな味を楽しめて、偏食も自然に減る。
(子供によりますが・・・)
パプリカ、ゴーヤが食べられなかった娘が、
激辛の食事で嗜好が鍛えられたのか、
苦味に対する耐性が低くなり、
今や普通に食しています。
14. 思ったより人道的に動いてくれる
時間や規則にルーズな面もあるけれど、
お願いすればなんでもやってくれるという柔軟さがある。
規則より「人と人」で、その人の事情を汲んでくれる余裕を感じる。
人道的に動いてくれる感じがあたたかい。
15. 英語が変でも聞いてくれる
どんなに変な英語でも、
変な発音でも、
眉間に皺を寄せることなく、
イラっともせず、
バカにする様子もなく、
気長に付き合って耳を傾けてくれる。
おわりに
▶︎ 【マレーシアって実際どう?】「こういう人は合わないかも?」と思う人の特徴
🌱暮らし方も、働き方も、子育ても。
あなたにとって「ちょうどいい」が見つかるヒントになればうれしいです。